【閉店】　広島風おこのみやき・花子さん　

引越し＆新店舗研究室

　　花子さん オープン！！


25年前のおはなしです。

当時私は、サラリーマン生活にピリオドを打ち広島に行きました。
目的はもちろん「広島風のお好み焼き屋さん」を浜松で開業するため。

２年半の広島での修行のあと浜松に戻りました。

はじめて行った親父の知り合いだった不動産屋で、テナント台帳の
最初のページに載っていたという理由で選んだ店舗が、小池町の
遠鉄自動車学校前のお店でした。

当時私は、「直感」というものを大切にしていました。大馬鹿でした。

周辺調査も全くせず、台帳の最初に載っていたお店を選びました。
そして、２２年前の昭和63年４月１２日に、花子さんは小池町で
開業しました。





その後２０年過ぎた、ちょうど２年ほど前から店舗の移転を考え
はじめました。


そして、きょうオープンするお店に出会ったのが、去年の１１月。

さすがに「直感」だけでは、移転先を決めることはできない
年齢になっていました。

両親はいませんので、失敗しても「ニート」は無理です。
家族がいますので、失敗は絶対に許されません！

この店舗で、決めようか？

迷いました。

考えました。



あるいは、最後の決め手になったのは、きょうの「４月１２日」かも
しれません。

２２年前、小池町に「花子さん」をオープンしたのが、昭和63年
４月１２日大安。

きょう、平成２２年４月１２日も大安。


それで、２ヶ月前に決断しました。
４月１２日オープン目指してがんばろう！！

相変わらず、単純な私です。


２２年前に「花子さん」が誕生したその４月１２日がついに来て
しまいました。
あと１０時間したら、いよいよ新店舗の開店です。


小池町のお店は、私の青春を賭けました。
遊びに行きたくても、我慢しました。
青春時代のすべてを費やしました。

きょうオープンする薬師町のお店は、私の人生を
かけます。かなり大袈裟な表現です。


おいしいお好み焼きを焼きます。

私が、１０代から３０年近く集めたコレクションもたくさん使いました。



皆様、昭和のハイカラな空間で、おいしいおこのみやきを食べてください。

きょうから、本気でがんばります。
よろしくお願いいたします。