新メニュー研究室
たくあん入りおこのみやきの試作品の3回目です。
「広島風のおこのみやき」と「浜松(遠州風)の
おこのみやき」のコラボは、完成するのでしょうか?
ちょっと、間があきました。復習です。
①第1回 みじん切りたくあんを○グラム入れて失敗。
②第2回 千切りたくあんを○○グラム入れて失敗。
で、今回3回目の挑戦は「第2回の千切りたくあんの
量を5割増し、つまり「第1回の分量の3倍」に増量して
試食しました。
写真では、たくあんの量がわかりにくいと思いますが
これは、1枚のおこのみやきに入れる量ではありません。
私「おたふく」なら、これだけのたくあんがあれば、メシが
2杯は食えるだろうという、量です。毎日、これだけの量を
食べていれば、体を悪くします・・・という、たくあんの
量です。
つまり、これだけたくあんを入れても、「たくあんが入って
いる!」「たくあんの味、香りがする!」という、レベルまで
いかなかったら、根本的に、作戦を変更しようと思いました。
で、これまで通りに通常の「そば入りおこのみやき」に、
この分量のたくあんを入れて作ってみました。
いざ、試食・・・
えーと、感想は・・・
口に入れる前に、箸で「おこのみやき」をつついただけで、
「たくあん」がたくさんでてきました。「入っているなあ」と、
これまでとは違って「目視」でも、十分確認できました。
食べてみても、たくあんの歯ごたえを感じました。
でも、毎回必ずたくあんが入っていて、通常のおこのみ
やきの2倍くらい噛んでいるような気がしました。
たくさん噛むことはいいことですが、最後まで、食べると
アゴがだいぶ疲れたような感じでした。
さらに、いつもよりしょっぱく(塩辛く)感じて、水をよく
飲みました。
食べ終わりが、近づくにつれて「この一切れに、たくあんが
入ってないと、うれしいんだけど・・・」と、いう気持ちも
わいてきました。
と、これはやっぱり「たくあんを入れすぎ」でした。
でも、②と③の間くらいに、たくあんの最適の量がありそうだ
ということがわかって、一気に前進しました。
でも、まだやってみたいことがありますので、次回の
「たくあん入りおこのみやき ④」に、続きます。
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「おこのみやき・花子さん」では、少ないメニューでも
ご来店のお客様を飽きさせないように、おこのみやきに
いろいろなトッピングをご用意しています。
この「トッピング」は、「これは、売れる!」と、自信を
もってメニューに載せたものでも、短期間でメニューから
はずしたものや 試作、試食の段階であきらめたものなど
これまでも消えたものが、たくさんあります。
また、先日ご紹介した「おこのみやき・金(キム)くん」は
お客様の倉覚増男(くらさますお)さんのアイディアを
いただいたものです。
せっかくブログを開いたのですから、今後はブログを見て
いただいている方のリクエスト、ご意見、ご感想などを
聞いて「花子さん」らしい、トッピングを開発していきたいと
考えました。
1つのトッピングを考え、試作、試食を繰り返して
メニューにのせるまでには、地道で長い時間が
かかります。
その間は、つまらないブログになるとは思いますが、
これまで失敗したトッピング、あるいはメニューに
載せたけど、全く売れなかったメニュー等の裏話とともに、
ボチボチ「新メニュー研究室」を進めていきます。
皆様の貴重なご意見、トッピングのリクエスト等を
是非「コメント欄」に、書き込みしていただけませんか?
なおこの「新メニュー研究室」自体も、お客様である
倉覚増男(くらさますお)さんのご意見で、
立ち上げました。ありがとうございました。